フィギュアスケートの世界選手権(25日開幕・上海)に初出場する女子の本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)が1日、名古屋市で開かれた壮行会に出席し「ショートプログラム、フリーともにミスのない演技をしたい。(合計得点で)180点を超えたい」と自己ベストの更新を目標に掲げた。

 今季はロシア杯でグランプリ(GP)シリーズ初優勝、全日本選手権2位と躍進が続く。2月の4大陸選手権でも3位に入ったが「世界選手権はレベルが上がる。安心せずに頑張る」とシーズンの大一番を見据えた。

 3日前の卒業式では友人と涙ながらに別れを惜しんだそうで、制服姿の本郷は「まだ高校生でいたい」と苦笑い。クラブの先輩の鈴木明子さんから激励も受け「しっかり応援を力にしていきたい」と活躍を誓った。