<ツール・ド・フランス:UCIヒストリカルレース>◇21日◇第16S◇スイス・マルティニー~フランス・ブールサンモーリス◇159キロ

 ランス・アームストロング(37、米国=アスタナ)は、メーン集団から一時は遅れたものの、驚異的な追い上げを見せ、トップから59秒遅れの12位でゴール。総合は1分37秒遅れの2位と変動はなかった。

 プチ・サンベルナール峠のピーク手前6キロ地点で、総合上位陣で形成されているメーン集団からアンディ・シュレクとフランク・シュレク(ともにサクソバンク)がアタックをかけたとき、集団内から最初に落ちたのはアームストロングだった。アルベルト・コンタドール(アスタナ)アンドレアス・グレーデン(アスタナ)ブラッドリー・ウィギンス(ガーミン・スリップストーム)らは追走していった。

 タイムを失うかに見えたアームストロングだったが、早々と脱落することはなかった。全盛期を思わせる流れるようなスタイルで追い上げ、ピーク前1キロで集団に再び合流した。「こんなに早く戻れるとは思わなかったが、今日はいい感じだったし足もよく動いた。だが、今では若い連中みたいに加速はできないし、自分のテンポで走りたいと思っているので、遅れてもほかの日だったらできなかっただろう」と話した。