<ツール・ド・フランス:UCIヒストリカルレース>◇22日◇第17S◇ブールサンモーリス~ルグランボルナン◇169・5キロ
この日は主催者側も最もハードと位置付けるコースで、1000~2000メートル級の峠を5つ越える山岳ステージであった。また天候も雨が降ったりやんだりで、路面もスリッピーになりレースは難易度をさらに増した。
レースは進み、3つ目の峠に掛かるころには、マイヨベール(ポイント賞トップ)を着用するトル・フースホフト(31、ノルウェー=サーベロ)が単独で抜け出したため、集団は意外とまとまった形で進んでいく。その集団にスキル・シマノでは別府史之(26)を含む5人が含まれていた。
しかし、第4の山に入ったところで、勝負を懸けてきた総合上位陣がスピードを上げたため、集団は分裂。先頭はマイヨジョーヌ(総合トップ)を着用するアルベルト・コンタドール(26、スペイン=アスタナ)とアンディ・シュレク(24、ルクセンブルク)フランク・シュレク(29、ルクセンブルク=ともにサクソバンク)の3人となった。
結局、先頭3人はゴールまでリードを保ち、その中からフランク・シュレックがステージ優勝を果たした。総合トップは変わらずコンタドールが死守した。
別府は約50人の集団に混じって77位でゴールし、最終ステージのゴールであるパリまでの到達を現実化したといっていいだろう。(スキル・シマノ今西尚志)


