<ブエルタ・ア・エスパーニャ:UCIヒストリカルレース>◇14日◇第15S◇ハエン~コルドバ◇168キロ

 2008年のシクロクロス世界王者のラルス・ブーム(23、オランダ=ラボバンク)が、山岳ステージを制してほかの自転車競技でも才能があることを見せつけた。中盤付近からできた13人の逃げグループに乗っていたブームは、サンヘロニモ峠のふもとでアタック。残り6キロからは独走となり、2位ダビド・エッレロ(29、スペイン=シャコベオ・ガリシア)に1分36秒もの大差をつけてグランツール初勝利を飾った。

 ブームは「この冬に2つのシクロクロスのレースに出場するが、今の狙いはロードレース。目標は来季のクラシックだ。それを心に留めながらブエルタを走り来春に備えていきたい。ともかく、今日の勝利は素晴らしいことだったよ」と来季を見据えながらも勝利を喜んだ。

 また、この勝利はブームの世界選手権(23日開幕=スイス)へのモチベーションを増大させた。「ロードレースでは(チームメートの)ロベルト・ヘーシンクのために喜んで働く。だが、自分の大きな目標はタイムトライアルだ」とし、07年にU-23で取ったタイトルに続く栄冠を勝ち取るつもりだ。