【ケロウナ=藤塚大輔】世界ジュニア選手権2連覇の中田璃士(18=西武グループ)がシニアのGPシリーズデビュー戦に臨む。

曲かけ練習では、4回転サルコー-3回転トーループ、4回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半)を全て着氷。曲かけ前後も4回転を複数本跳んだ。今季からシニアに転向したホープは「今回は優勝を目標にしている。でも、それよりまずは、しっかりやることをやらないと優勝はできないので、しっかりショートとフリーをどちらもそろえたい。それで2位になるのは仕方ない。しっかり1位が取れるようにGOE(出来栄え点)を稼ぎたいです」と見据えた。

GPシリーズ初出場優勝となれば、日本男子では変則開催だった20年NHK杯を制した鍵山優真以来2人目となる。「ちょっとプレッシャーになるかもしれないですけど、頑張ります」と力を込めた。

アクシデントにも動じない。ロストバゲージに見舞われ、今季使用しているスケート靴が届いたのは、前日28日だった。「昨日までロスバゲで、こちらに到着してからは以前の靴で練習していた。その靴は昨シーズン履いていた靴なので、感触は同じで。どちらでもいける感じです」と冷静。影響は「あまりないです」と言い切り「洗顔ができなかっただけ」と笑いを誘った。

友野一希(28=第一住建グループ)は体調不良のため、大事をとって公式練習を欠席。日本連盟のチームスタッフによれば、30日(日本時間31日)のショートプログラム(SP)は出場する見込みだという。

女子で、ともにGPシリーズ初出場となる島田麻央(17=木下グループ)三宅咲綺(23=シスメックス)も公式練習で氷の感触を確かめた。