どーもです。RAZLLE DAZZLE(ラズルダズル)のニューモデルアイアンとウエッジを試打出来ました。まずはアイアンから紹介しますが、その名も「CSI-Bフォージド」アイアン。見た目は、ザ・マッスルバック!! ゴルフクラブの時流から考えると今風ではないモデルだし、超難しそうなモデルだったりしますが、とにかく流麗でかっこいいですよね~!! こういうアイアンを打ちこなせるようになりたいなんて思っていたことを、思い出せてくれるノスタルジックなモデルでした。というわけで、いってみましょう!
まずは見た目から。
流麗なフォルムですね~!! トゥ側がちょっとだけ落とされています。恐らく重心位置をフェースセンターに寄せるためかな…なんて思います。
フェースですが、まぁ~コンパクト!! 形も、マッスルバックアイアンの伝統的な形状のように思います。
ソール幅はフェースの大きさに対して適当かと思います。トゥにくぼみがありますが、これは同社がウエッジで培った「CLOWINGSOLE」ですよね!! 小振りなヘッドと相まって、相当抜けが良さそうですね。
ネックはドストレート!! ボディはかなり特殊かな!?
構えてみるとこんな感じ。結構コンパクトですよね~!! ボールが大きく見えたりしてww トップラインも激薄!! こう見ると、シビアさしか伝わって来ない感じですが…
今回したのは、スチールシャフト「ダイナミックゴールド(DG)」S200装着モデルの#7。スペックは、ロフト角34度、ライ角62度、長さ37インチ、総重量438.4g、バランスD1.5。シャフトスペックは、重量128g、トルク1.7、元調子。
試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。
持ってみた感覚ですが、重量的にはしっかり重量級。グリップもいい感じの太さでした。DG育ちですが、最近劣化が激しいボクには、もはやただの鉄の棒状態ですw まあ、試打なら問題なさそうですが、コースでは使える気がしません。ワッグルしてみてもピンピンですが、素振りしてみると気持ち良くシャープに振れそうなイメージでした。
実際に打ってみると、まあこういうアイアンの常ですが、とにかくスイングにも、打点にもシビアです。いいスイングでしっかり芯を食えば結果を出してくれるアイアンですね。でも、スイングや打点のミスが出球のミスとして返ってきます。もちろん、それが操作性の高さにもつながるわけですけど。何はともあれ、芯を食ってビシッと飛ぶと、とにかく恍惚感あふれるアイアン。若い頃はこういうアイアンに憧れましたが、最近のアイアンでゴルフを始めた方にとってこういうアイアンはどう映っているのでしょうか?
スカイトイラックの弾道データはこんな感じで
その各球データはこちら
打感はソリッド系。ゴルフ体験主義のソリッド感はマイルド感と弾き感がいい感じに混ざった感じ。ボク的にはもっと吸いつくような打感をイメージしていたので、最初は芯を外しているのかなとも思いましたが、こういう打感というのがボクの結論です。
弾道はこんな感じで
そのスカイトラックデータがこちら
打ち出し角ですが、ロフト角に対して適当なイメージ。これは、もちろんコントロールが可能。今風のオートマチック系アイアンとは確実に趣が違って、勝手に上がってしまい、高さを抑えられないなんてことはありません。スピン量も適量だと思います。
出球傾向は、ボクのスイングでいい感じのドロー系ですが、もちろんそれもスイング次第。スイングや打点にリニアに反応してくれるので、操作性を求める上級者にはこれ以上ない武器になってくれそうですね!
シャフトフィーリングですが、以前は切り返しで手元のタメ感が何とも言えなかったDGですが、最近それを感じられなくて…。感覚的には、マジで鉄の棒を振っているような感じなんですよね(苦笑)
今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低HS43m/sは欲しいかな。この見た目ですから、操作性を求めるいわゆる上級者やアスリート向けです。払い打ち系では球も上がらなそうだし、ボクのように打点がバラける傾向があると、平気で10y以上距離が変わります。そういうシビアさがありますが、こういうアイアンでグッドショットが打てれば、良いスイングができているということなので、ある意味自分の力量を測れるモデルですね。あと10歳若かったら欲しいモデルかなww
<ラズルダズル「CSI-Bフォージド」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:8▽操作性:10▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:7
■ヘッド:軟鉄(S20C)
■価格:ヘッドパーツ販売4個(#7~PW、#6~#9)セット、単品(#4、#5、#6、AW)全てオープン価格