どーもです。テーラーメイドのニューモデル「300」ミニドライバーを試打出来ました。ミニドライバーは、ドライバーはもちろんFWとしても使えるコンパクトドライバーですよね。同社のミニドライバーといえば、SLDR Sミニ、エアロバーナーミニ、最近では同社設立40周年記念モデル(だったかな?)「オリジナルワン」ミニが記憶に新しいですが、今回発売されたあの名器「300」シリーズの復活を思わせるデザインで、以前ユーザーだった方にはなんとも懐かしいモデルといった感じです。かくいうボクもユーザーだったので、思い入れタップリです。というわけで、早速いってみましょう!


まずは見た目から。


「300」の文字と赤のラインが約20年前を思い出させますね~!! もうこれだけでちょっと興奮気味だったりしますが、これは個人的感情かな!? 同社お得意の「Vスチールソール」も採用。50gスチールソールプレートは高弾道低スピンを意識しているはずです。また、貫通型スピードポケットは、フェース下部のミスヒットに対応してくれるでしょうね。

フェースはシャロー気味かな。遠い記憶の300シリーズよりもトップライン中央部にボリュームがある感じ。もちろんフェースはツイストフェース採用です。

ボディもシャロー気味ですが、ミドルバックになっていました。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積はやや小さめですが、これはミニドライバーである以上当然でしょうね。もちろん、FWとしてみるとメチャクチャ大きいですけど。カーボン素材をイメージさせるクラウンになっていました。

今回試打したのは、オリジンルカーボンシャフト「TENSEI SILVER TM50 MD」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角11.5度、ライ角56度、長さ43.75インチ、総重量317.8g、バランスD2。ヘッド体積307cm3。シャフトスペックは、重量55g、トルク4.0、中調子。


試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。


持ってみた感覚ですが、重量的にはまずまず。グリップもいい感じの太さでした。シャフトを手でしならせてみると、結構ハードな印象で、それほどしなりません。しなりポイントはほぼ真ん中。ワッグルしてみてもヘッドの動きがわずかで、その分シャープに振れそうな印象でした。


実際に打ってみると、イメージ通りかなりシャープに振れますね!! 43.75インチとシャフトが短いのになんかHSが出ているような感覚で、スカイトラックを確認してみても、な、なんとHS42~43m/sって!! 通常の長さ(45.5インチ)で42m/sなので、物理的には「えっ~! なんで???」って感じ。ちょっと前にエースドライバーPING「G410」のシャフトを44.5インチにカットして失敗したボクにとっては…な感じ(笑)。しかも、安定的に240yオーバーをマークって! クラブの実力もあると思いますが、いかに自分が長いクラブが振れていないのか、振れたとしても芯を食わないのかを痛感させられました。43.75インチで240yコンスタントに飛ぶなら、全然ありですよね!! だたし、ボクのスイングによるものなのか、それともクラブ自体の性格かはわかりませんが、今ひとつつかまっていない感じもありました。コスッているような感覚はなく(バックスピン量をみてもコスッた感じはないのですが)、そう考えるとつかまりが今ひとつなのかなって…


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら

【3球平均】

HS42.6m/s、初速60.9m/s、打ち出し角15.0度、バックスピン量2867.7rpm、サイドスピン-34.6rpm、飛距離242.0y

【ベスト】

HS42.6m/s、初速61.9m/s、打ち出し角13.1度、バックスピン量2735.6rpm、サイドスピン-117.3rpm、飛距離244.3y


打感は弾き系かな。弾き系といってもカッチリ感が強く、フェースの乗り感も存分に感じられます。音は澄んだ中高音系。


弾道はこんな感じで


スカイトラックの弾道データはこんな感じ。

弾道的には高弾道。弾道を見る限りかなりの強弾道イメージでした。ロフト角11.5度のわりにはスピン量が少なめ…というか適量かな。気になったのは、当たり所によってガッツリ球が上がるポイントがあること。恐らくフェースのトゥ側上部だと思いますが、いきなり高く打ち出してそのままドーンと大きな弾道でした。データ的には、3球平均の2球目がそれです。他2球に対して明らかにドーンと大きな弾道でした。スピン量はほぼ2700rpmと11.5度としては少なめですが、ドライバーの弾道としては適量でしょうね。シャフトの影響もありそうかな。


そのシャフトですのフィーリングですが、結構ハード!! “TENSEI”というネーミングの先入観かもしれませんが、正直スイング中のしなり感はそれほど感じません。しなってはいると思いますが、そのしなり感をあまり感じないんですよね~(汗)。その分シャープに振れる印象もありますが、スイング挙動がそのまま反映されそうな感じだったりします。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低HS42~43m/sは欲しい感じ。シャフトが結構ハードな味付けっぽくて、その影響なのか、いわゆるヒッター向けに感じました。持ち球的には、スイングでしっかりつかまえられるタイプ向けかな。ヘッド自体はそれほど難しい雰囲気はないのですが、シャフトとの相性でそんな結果になっているようなイメージでした。名器「300」シリーズを思わせる雰囲気ですが、約20年前の記憶をたどると「こんなにハードだったかな?」というのが正直な感想です。ボク自身の劣化も…!? まあ、名器「300」シリーズの味付けを現代風に再現した結果ということでしょう。ちなみに、ボク的には“あり”ですね!!

<テーラーメイド「300ミニ」ドライバー>

■KAZ’ sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:9▽上がりやすさ:9▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9

■ヘッド:ボディ=9-1-1チタン+グラファイト・コンポジット・クラウン+Vスチールソールウエート

■シャフト(重量/トルク/調子):「TENSEI SILVER TM50 MD」(S=55g/4.0、SR=53g/4.4/中調子)

■価格:5 万8000円+税