どーもです。ダンロップスポーツのニューモデル「スリクソンZXi」シリーズですが、今日紹介するのはハイブリッド(HB)です。同社は伝統的にウッド型をHB、アイアン型をユーティリティ(UT)としていますが、それはこの「スリクソンZXi」シリーズでも踏襲されています。というか、これは余程のことがない限り変わらないでしょうね。そんなわけで、まずはウッド型のHBを紹介します。早速、いってみましょう。
まずは見た目から。
ソールの形状的には、先代「スリクソンXZ MkII」HBよりも、ややトウ側後部にボリュームがある感でした。
フェースはセミディープですが、形状的には、先代とは全くの別モノ。よりディープ感のある形状で、このフェースも「i-FLEX」採用です。
ボディもセミディープ。形状系には先代と似ていますが、気持ちボディ自体の長さが短くなっているようにも感じました。
後ろ姿です。
構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積は小ぶりですね。形状的には、よりネック側がしぼられて、その分トウ側にボリュームがある感じにも見えました。
今回試打したのは、オリジナルカーシャフト「Diaman ZXi for HYBRID」Sフレックス装着モデルの#4。スペックは、ロフト角22度、ライ角59.5度、長さ39.5インチ、総重量354g、バランスD1。ヘッド体積117cm3。シャフトスペックは、重量61g、トルク4.2、中調子。
試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール。
持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップは「スリクソンZXi」FWとほぼ同じような太さで、太め好きなボクにはやや細めですが、一般的な太さだと思います。シャフトを手でしならせてみると、「スリクソンZXi」FWよりも気持ちしっかりした感じ。しなりポントはほぼ真ん中。ワッグルしてみると、しなりポイントからヘッドが動く感じで、その振れ幅はシャフトの硬さに対して適当な感じ。素振りしてみると、ヘッドの存在感は今イチだけど、シャープに振りやすそうな感じ。
実際に打ってみると、結構打ちやすさを意識したモデルの印象でした。まずボールの上がり方ですが、これは文句なしに上がりやすかったです。スイングで上げようという意識は一切不要。ボクが普通に打ってドーンでしたし、払い打ち系でもしっかり上がりそうなイメージでした。つかまりは、先代よりもややオートマチックにつかまるイメージ。フッカーのボクが普通に打つと、フック気味で、その辺を意識した結果弾道がバラバラとなってしまいました。弾道的には先代とほぼ同じようなイメージで、データ的にも打ち出し角、スピン量、飛距離はほぼ変わっていません。今回変わったように感じたのは、前述したつかまりかなと思います。フッカーのボクにとっては変わらなくても良かったポイントですが、アマチュアゴルファーの多くがスライサーということを考えれば、この変更は必然と言えるでしょうね。
スカイトラックの弾道データはこんな感じで
その各球データはこちら
【3球平均】
HS40.7m/s、初速52.9m/s、打ち出し角19.0度、バックスピン量3972.6rpm、サイドスピン-524.6rpm、飛距離196.6y
【ベスト】
HS40.2m/s、初速53.8m/s、打ち出し角17.8度、バックスピン量4137.2rpm、サイドスピン-838.7rpm、飛距離197.7y
打感は弾き系。「スリクソンZXi」FW同様カチッとした感じで、音は高音系。
弾道はこんな感じで
そのスカイトラックデータはこちら
弾道的には高弾道。払い打ち系でもしっかり上がる感じでした。スピン量はやや少なめなイメージでしたが、先代のデータを確認すると、先代よりは多めでした。
出球傾向は、ボクのスイングで強めのドロー。HBというクラブの特性とマーケティング的要素を考えれば当然かもしれませんが、先代よりもオートマチックにつかまるモデルだと思います。ですが、ボクレベルでもある程度はコントロールできそうな雰囲気もあったかな。
シャフトフィーリングと振り感ですが、かなり振りやすいモデルだと思います。シャープに振り切れる印象で、クセのないしなり感は好印象。振り感からはフックが出るのは???でした。フックが出るモデルはインパクトに向かってヘッドが返るような動きを感じるのですが、そこまででは…。ボクが感じなかっただけなのかな?
今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメ。今回の「スリクソンZXi」シリーズのデフォルトモデルは、前作よりも受け入れ間口が広くなっているように感じました。いわゆるスインガータイプのフェードヒッターが主たるターゲットだとは思いますが、ボクレベルのプチヒッターでも間違いなく使えます。シャフトを変えれば、本物ハードヒッターでも使えそうな印象もありました。その上で、この「スリクソンZXi」HBについては、先代よりもつかまりが良かったように感じました。
<ダンロップ「スリクソンZXi」HB>
■KAZ’ sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:9.5▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:フェース=HT1770M、ボディ=マレージング鋼
■ロフトバリエーション:#2=17度、#3=19度、#4=22度、#5=25度、#6=28度
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「Diamana ZXi for HYBRID」(S=61g、SR=59.5g、R=58.5g/4.2/中調子)。「VENTUS ZXi for HYBRID」(S=70.5g/3.5、R=68g/3.6/中手元調子)。スチールシャフト「NSPRO950GH neo」(S=95.5g/1.7、R=92g/1.9/中調子)。※「VENTUS ZXi for HYBRID」は特注対応
■価格:カーボンシャフト装着モデル各1本4万4000円、スチールシャフト装着モデル各1本4万700円。 ※価格は税込み












