米ツアーは早くも今月、男女ともに今年初戦が行われる。特に男子のセントリー・チャンピオンズは、間もなく6日(日本時間7日)、米ハワイ州で開幕。ここで松山英樹(29=LEXUS)が、5年ぶりに日本での優勝となった昨年10月のZOZOチャンピオンシップ以来となる試合に臨む。
その松山のインタビューを、元日付で掲載した。スペースの関係で、全てを掲載できたわけではなかった。元日付では掲載しきれなかったものの、特にアジア人初のマスターズ優勝に関連して興味深い話は多く、それらを中心に以下に一問一答形式で紹介する。
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-振り返ると(昨年4月の)マスターズの勝因は
松山 やっぱり、調子が良かったのはあります。前の週が全然ダメだったんですけど、全然ダメだったからこそ、切り替えられましたね。
-2011年に初めてマスターズに出た時から「いつかここで勝ちたい」という気持ちはあったのか
松山 (日本人初のローアマを獲得した表彰式で)隣で(2011年大会を制した)シャール・シュワーツェル(南アフリカ)が、グリーンジャケットを着ている姿を見て「いつかこの場所に戻ってきたい」と思いましたね。マスターズで常にプレーできるようになりたいというのは、当時の目標だったので。プロでもなかったので、勝ちたいというよりは「ここでプレーをしたい」ということを、すごい思っていましたね。
-いつから勝ちたいという思いに変わった
松山 うーん、どうなんですかね。それは自然と出てきたものなので。いつごろというのは、あまりないですね。
-出場するたびに、だんだん強くなっていった
松山 そうですね。このコースをどう攻略していけるかを、すごく考えていましたね。
-そして日本人男子初のメジャー制覇
松山 誰も行ったことがないところに行くというのは、すごく難しいこと。青木さんや丸山さん、いろんな人が(米ツアーに)挑戦していく中で僕も行けたと思いますし、そういう人たちがいて、こうやってつながっていると思う。(日本人で)メジャーで勝つことはこれから先、誰がやっても不思議じゃないと思っています。
-マスターズは米ツアー3年8カ月ぶりの優勝でもあった
松山 今では何とも思わないですけど、勝てなかった時を考えると「もう勝てないだろうな」と思っていました。けど、その中でも「勝てる」というものを、どこかしら持ってなきゃ、ゴルフを続けられないと思っていました。
表情豊かに歴史的快挙を振り返っていた。そして今年は、過去3人しかいない連覇への挑戦権を、世界で唯一保持してマスターズに出場する。残るメジャー3大会を含め、日本の男女を通じて初のメジャー2勝目への期待もふくらむばかり。例年以上に、目が離せない1年が始まる。【高田文太】(ニッカンスポーツ・コム/ゴルフコラム「ピッチマーク」)


