女子プロゴルフの今季賞金女王イ・ボミ(27=韓国)が18日、所属先の兵庫・マスターズGCで「東日本大震災ふくしまこども寄附金」への寄付1000万円の目録を福島県大阪事務所に贈呈した。11月に福島で開催された大王製紙エリエールで優勝したこともあり、支援を決めたという。

 日本ツアー参戦1年目の11年に大震災を経験。「韓国での大きな災害は雨による水害が多い。だから、大きな地震は初めてでした。信じられなかった」。昨年9月に他界した父ソクジュさんが入院中、病院で闘病する子どもを何人も見た。子どもへのサポートには強い意欲を持っており、今回の寄付理由を「大人は頑張れても、子どもは何もできない場合が多い。それをサポートしたかった」と説明した。

 この日は同コースで賞金女王獲得の記念コンペを開催。200人以上の参加者をホステスプロとして接待して、日本での“今年最後の仕事”を終えた。「今まで忙しい年が10なら、今年は50以上。でも、ほんとに最後なのかな?」。ようやく迎えるオフが、まだ信じられない様子だった。【加藤裕一】