上田桃子(31=かんぽ生命)は、畑岡奈紗(18=森ビル)の潜在能力の高さを評価した。

 4日、静岡・裾野市の東名CCでスタンレー・レディース(6日開幕)の公式練習が行われ、畑岡、松森彩夏(23=スターツ)とともに練習ラウンドを回った。

 3週連続優勝が懸かっている畑岡とのラウンドは2度目で「アグレッシブで度胸がある」と感心していた。米国ツアーの経験もある上田は「1年目で米国も経験して、自分を最大限に出す難しさも感じたと思う。さらに大きな舞台にチャレンジしてほしいですね」と畑岡のさらなる成長に期待を込めた。

 練習ラウンドでは、重心を低くできるようにショットの構えを修正した。「例年よりラフが長いので、しっかりとフェアウエーに乗せないと」とコースの感触も確かめた。2007年に優勝経験があるが「難しいと思っているコースの1つです」と気を引き締めた。

 毎年、東名CCのハニーヨーグルトを食べるのを楽しみにしているという。「去年は予選落ちしたけど、今年は頑張りたいとの思いで、今朝も食べました」と話していた。