池田勇太(31)が得意の大会で単独首位に浮上した。

 首位と3打差5位から出て6バーディー、2ボギーの66で回り、通算7アンダーで2位に3打差をつけた。最近3年は全て最終日最終組で優勝1回、2位2回。今大会も「日本OPを勝つことに照準を合わせている」と語り、トレーナーを帯同させて万全の状態で臨んでいる。雨が激しくなった17番で4メートルのパットを沈めるなど見せ場を作っても「まだターボは利かせないようにしているからね」と余力を残しているような発言。それでも昨季賞金王は、決勝ラウンドに向け「何が起きるか分からない。我慢強くやるだけだね」と気を引き締めた。