24歳の稲森佑貴が国内メジャーでツアー初優勝を飾った。通算11アンダーの首位で出ると、5バーディー2ボギーの68で回り、通算14アンダーに伸ばして頂点に立った。

09年に同じ鹿児島県出身の小田龍一以来となる史上8人目の日本オープンでの初優勝となった。9年前の先輩と同様パターンで日本最高峰の舞台を制した。ショーン・ノリス(南アフリカ)が65の好スコアをマークし、通算12アンダーの2位、嘉数光倫と岩田寛が通算8アンダーで3位フィニッシュした。

石川遼は通算2アンダーで20位、前週のアジア・パシフィック・アマチュア選手権を制した金谷拓実(東北福祉大2年)は通算1アンダーの24位で2年連続のローアマを獲得した。第2日に単独首位となったアマチュアの桂川有人(日大2年)は通算1オーバーの33位、元世界ランク1位アダム・スコット(オーストラリア)は通算6オーバーの50位だった。