日本初開催となる米ツアーがついに開幕した。ツアー通算81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)は、9バーディー、3ボギーの64で回り、6アンダー、今年の全米オープンを制したゲーリー・ウッドランド(米国)とともに首位に立った。

10番からスタート。約1500人の大ギャラリーが見守ったティーショットを、いきなり左の池に入れると大歓声とため息が漏れた。そこからいきなり3連続ボギーをたたき不安な船出だったものの、14番から3連続バーディーですぐに取り返した。

後半に入っても流れを失わず、3番から再び3連続バーディーで首位タイに並び、7番で6メートルのパットを沈め単独トップ。最終9番もバーディーとして、一気にトップに立った。「うまくひっくり返せて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

松山英樹(LEXUS)は、7バーディー、2ボギーの65で回り、ウッズに1打差の3位につけた。68で回った石川遼(CASIO)は、2アンダーで7位タイ。