国内女子ツアー開幕戦アース・モンダミンカップ(25~28日、千葉・カメリアヒルズCC)を前に、渋野日向子(21=サントリー)の師匠、青木翔コーチ(37)が15日、オンラインで取材に応じた。

渋野に先立ち、会見。渋野の仕上がりについて「今は正直、20%。初日に60%で入って、最終日に100%に近いぐらいになってくれたら」と明かした。

2月からアジア開催の米女子ツアー2試合を経て、3月の国内開幕を目指していたが、当時は「本当に100に近い状態だった」という。しかし、新型コロナウイルス感染拡大でツアーが休止、さらに長期化が予想された段階で「あの調子をずっと維持するのは無理。スケジュールも不透明でモチベーションを保つのも難しい。そこで1度落とした」。

直接指導は昨季シーズン中の3~4分の1ほどに減ったが、同コーチが渋野の地元岡山方面に出向く機会を増やした。将来的に考えていたスイング改造にも着手。広めのスタンスを狭め、再現性を高める動きように指導するなど、プランを変更した。「スイングは今年中に(マスター)できれば、という感じ。それもあって、ゴルフの練習は(開幕後の方が)めっちゃハードになります」と話した。