90位から出た石川遼(28=CASIO)は5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算2オーバー、142で予選通過ラインの1オーバーに1打及ばない80位で予選落ちとなった。10番からスタートし、13番でボギーをたたくと、14番パー4で第1打がコースを外れペナルティー。第4打でピン6メートルにつけたが2パットでダブルボギーとスコアを落とした。そこから15番、16番と連続バーディー。さらに後半の1番でピン奥10メートルからのバーディーパットを決め、イーブンに戻す。4番、5番とアプローチがさえ、連続バーディー。通算イーブンで予選通過圏内に浮上したが、6番でボギー。最終9番でもボギーをたたき、2オーバーで競技を終えた。

プレー後石川は「すごく楽しく、集中してやれた。結果はわからないけど、自分としてはすごく得られたものがあったと思うし、次の試合もすごく楽しみ」と手応えをつかんだ様子で話した。さらに「5年前までのメジャーと今とはまた違う。すごく前向きな材料が多い。ここから伸びていって、さらに高いところを目指したい」と前向きに話した。