ツアー通算2勝の秋吉翔太(31=ホームテック)が人生初のアルバトロスを達成し、通算9アンダーの1打差3位に浮上した。

6アンダーで迎えた最終9番パー5。実測501ヤードでドライバーをフェアウエーへ。残り206ヤードを4番アイアンでショットインさせた。「左から、少しアゲンストでいい感じで打って、グリーンの方で拍手もあって、歩いて行ったら“入ったよ”って」。実はプライベートを含め、ホールインワンもしたことがない。初のアルバトロスが先に来た。「鳥肌は立たなかったけど、カップの球を見て“帰りの車の運転に気をつけなきゃ”と思いました」。ちなみに、記録達成のボールはスコアを表示するキャリーボードを持って歩いてくれた男性にプレゼントしたという。

「ショットがゴルフにならないくらいに悪くて、先週のトップ10でやっといい流れになったなと思ってました」と言い「ずっと我慢したご褒美かな。でも、ご褒美がだいぶおっきいですね」と笑いが止まらなかった。

国内男子ツアーのアルバトロスは詳細なデータが残る85年以降では、19年5月のミズノオープン第1ラウンドで木下稜介が達成して以来36人、42例目。