日本ゴルフ協会(JGA)は13日、オンラインで会見し、主催する日本シニアオープン(9月16日開幕、山梨・シャトレーゼ・ヴィンテージGC)、日本女子オープン(9月30日開幕、栃木・烏山城CC)、日本オープン(10月14日開幕、滋賀・琵琶湖CC)の3大会を、それぞれ1日5000人を上限に有観客で行うと発表した。

山中博史専務理事は「万が一、陽性者、または濃厚接触者等出た場合には、アドバイザーの先生と連携し、地元の保健所の指示を受け、対応していくこととします」などと、万全の新型コロナウイルス対策で臨む決意を語った。

昨年は無観客で開催されたことに伴い、賞金が3大会とも25%減額されたが、今年はいずれも一昨年と同額に戻したことも発表された。賞金総額は、日本シニアオープンが8000万円(優勝1600万円)、日本女子オープンが1億5000万円(優勝3000万円)、日本オープンが2億1000万円(優勝4200万円)となる。

また日本オープンには、会場となる琵琶湖CCの琵琶湖コースを設計した、全英オープン2度優勝などのグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が来日する計画があることも、併せて発表された。