昨季賞金女王・稲見萌寧(22=Rakuten)は首位と6打差61位と出遅れた。5番でバーディーが先行したものの、この日のホール別難易度1位だった9番パー4でボギー。16番パー3でもボギーをたたき、1オーバーの73に終わった。

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「思ったよりショットは良かったけど、短いバーディーパットが入らずスコアにならなかった」。ツアー開催コースに少ない、芝目の強い高麗グリーンということも「ラインのイメージがでなくて。打つ前に迷ってしまうことも多かった」と影響したようだ。

懸案の腰の状態も、やはり完全ではない。シーズン最初の1日でもあり「後半になると少し疲れて、右の腰が少し痛くなったことはありました」。巻き返しへ。「ショットの状態はなるべく維持して、パットを修正したいですね」と話した。