国内女子ゴルフツアーのパナソニック・オープンが29日、千葉・浜野GC(6660ヤード、パー72)で開幕する。

6月に行われる全米女子オープン日本地区予選を通過し、本戦出場権をつかんだ高木優奈(23)が前日28日、取材に応じ、「ショット、パットともいい状態」と好調をアピールした。

1日36ホールで争われた全米女子オープン日本地区予選から3日。「月曜日の疲れが思った以上にあった」と明かした。「向こうのコースのことより、今はこっちに集中したい。1打1打頑張っていけたら」と話した。

強力な助っ人がバックアップする。昨年までコースセッティングを担当した国内通算8勝の山崎千佳代(58)がキャディーを務める。「予選会を通過した時、キャディーがいなくてお願いしたら、快く引き受けてくださった」と経緯を説明。高木はツアーで活躍するが、プロテストは未合格。大先輩の快諾を「恐れ多いです。とんでもないと思っています」と恐縮した。「いい状態だよ、と全部褒めてくれる。明日からスーパーキャディーにいろんなことを教わりながら、プラスになることを1つでも見つけて、いい結果につながれば」と意気込んだ。