女子ゴルフの27日付最新世界ランキングが発表され、西村優菜が前週よりも4ランク上昇して38位となり、今季のメジャー第4戦エビアン選手権(7月21~24日、フランス)、同第5戦AIG全英女子オープン(8月4~7日、スコットランド)の出場権を獲得した。両メジャーの出場権は、メジャー優勝経験者の渋野日向子のように、別資格で保持している選手を除き、今月末の世界ランキングで50位までに入った選手に与えられる。西村はかねて、両メジャーへの出場を熱望していた。

26日まで行われた全米女子プロ選手権で5位となった畑岡奈紗は、前週と変わらず日本勢トップの7位だった。19位の笹生優花、21位の西郷真央、24位の稲見萌寧、33位の古江彩佳と続く。西村を挟んで39位に渋野、48位に山下美夢有と、50位までに8人が入った。全英女子については、西村以外の残り7人は、日米ツアーの結果などで出場資格を得られる状況だった。

また、26日まで行われた国内ツアーのアース・モンダミン・カップで、初優勝を飾った木村彩子は、前週よりも39ランク上昇し、135位となった。全米女子プロ選手権でメジャー通算3勝目、4季ぶり米ツアー通算4勝目を挙げた田仁智(韓国)は、前週よりも21ランク上昇し、12位となった。

上位3人の顔ぶれと、1位は高真栄(韓国)で前週と変わらなかったが、ミンジ・リー(オーストラリア)が前週よりも1ランク上げて2位となった。逆に前週2位のネリー・コルダ(米国)は3位に後退した。