ミレニアム世代の西村優菜(21=スターツ)がホールインワンを決め、2日連続67をマーク。通算10アンダー、134で4位から首位に浮上した。来週にエビアン選手権(21日開幕、仏・エビアンリゾートGC)とAIG全英女子オープン(8月4日開幕、英国・ミュアフィールド)のメジャー2戦出場のために渡欧。弾みをつける今季2勝目へ、やる気満々だ。

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打った瞬間、右手を離した。「池、大丈夫かな?」。西村はヒヤッとした。

実測165ヤードの8番パー3。ピン位置は右手前の池が気になる、右エッジから8ヤード、手前から18ヤード。おまけに強いアゲンスト。6番ユーティリティーの当たりは「良かったです。でも、ピンのワンピン左を狙ったのが、ピン方向に飛んで…」。しかし、ボールはピン手前5ヤードに落ち、流れるようにカップに消えた。

「打った後、ティーを拾っていたら“入る、入る”と声が聞こえて…。多分、入った瞬間は見てなかったです。ラッキーです」。

この日の8番は“被害者”続出だった。原英莉花が「7」をたたき、上田桃子、堀琴音らが池につかまった。ダブルボギー以上が12人も出て、ホール別難易度2位。そんな鬼門で、昨年3月ダイキンオーキッド・レディース3Rの8番以来2度目、生涯4度目のエースが飛び出した。

今週で国内に一区切りをつけ、エビアン選手権、AIG全英女子オープンのため渡欧する。18年世界アマでアイルランドに渡って以来、2度目の欧州遠征へ。全英の地面が硬いリンクス対策に、新ウエッジを試すなど、初挑戦のメジャー6月全米オープンでは予選落ちに終わっただけに「気合だけは十分です」と鼻息が荒い。

2日連続の67で首位に浮上した今大会、昨年も首位で予選通過したが5位に終わった。「リベンジしたいですね」。海外への自信と、景気づけへ。今季2勝目となれば言うことはない。【加藤裕一】

 

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