国内女子ツアーの“キャディー途中交代騒動”の当事者である女子プロ大西葵(28=YKKAP)が楽天スーパーレディース開幕前日の27日、会場の兵庫・東急グランドオークGC(6616ヤード、パー72)で取材に応じ、騒動について初めて言及した。

同騒動は6月23日、アース・モンダミンカップ第1日に17番パー4での第2打以降の処置を巡り、大西と帯同のプロキャディー・大江順一氏の間で発生、大西が18番ティーグラウンドで同キャディーを“解雇”した。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は今月25日、大西、大江氏の両者に「注意」の処分を下した。

大西は「処分を聞いて仕方ないと思いますし、それをどうこう言える立場にはないです。17番で何があったかは、言っちゃいけない立場ではないけれど、私は協会に全部伝えています。協会から聞いてほしいです」と話した。

「大声」「舌打ち」「配慮のない言動」をしたとJLPGAが認定した大江氏を「連れて行った(雇った)のは私」と雇用者責任を感じているという。今後、プロキャディーを使う場合「今までは“お願いします”“いいよ”でやってきたけど、もう少し(人を雇う)覚悟をしなきゃいけないかなと思います」と話した。

大西は処分が出た25日に、自身のSNSでコメントをアップした。大江氏は一部週刊誌で自身の“正当性”を主張するコメントを出していたが、沈黙を守ってきた。「自分は協会の会員でもあるし、処分が出るまでは黙っていましたが、気持ちを伝えたかった」という。

大江氏とは騒動後、全く接触していないという。「(騒動は)私の責任ですけど(大声、舌打ちなどで同伴競技者らを)怖がらせてしまったことは(同伴競技者らに)謝ってほしいです」と話した。