2位で出た岩田寛(41=フリー)が6バーディー、ボギーなしの66をマークし、通算14アンダー、202として首位に浮上した。

前日までトップの金谷拓実は68で回り、1打差の2位。石川遼は7アンダーで7位につけた。

岩田は18番で3メートルのパットを沈めて伸ばし、同じ最終組で回った金谷を抜いて単独首位に立った。雨の中でもボギーなしで6つ伸ばした。東北福祉大の後輩でもある金谷との一騎打ちの様相で、最終日最終組に臨む。41歳のベテランにとって母校、宮城・仙台育英高が夏の甲子園で22日の決勝に進出したことが励み。ツアー4勝目に向け「母校と一緒に優勝したい」と意気込んだ。