「第11回藤井かすみステップジャンプツアー2022 ノジマチャレンジカップ」が18日、茨城・大洗ゴルフ倶楽部で開催された。台湾出身のベイブ・リュウ(29)が6バーディー、2ボギー、4アンダーの68で優勝した。

プロテスト合格を目指す若手の教育・育成の場として発足した同大会。今回の会場、大洗ゴルフ倶楽部では、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)2022年度最終プロテストが11月1日から開催される。約2週間前の“直前予行練習”に、18年以来の日本女子ツアー復帰を目指すリュウが挑んだ。

「大洗は初めてなので、アンダーパーで回れるとは思っていませんでした。頑張りました。大洗は大好きな小樽CCと似ているので、合うと思います。プロテスト、受けます。受かるように頑張ります」と2週間後の本番へ意気込んだ。

22歳で来日し、18年に台湾に帰国。去年と一昨年はコロナで日本に入れず、台湾やアメリカで試合に出場していたという。「アメリカよりも日本のゴルフの方が合っている」と話すリュウ。悲願のプロテストの直前に、大洗で好プレーを演じた。「やっと今年挑戦できる。これからは日本で活躍したい」と笑顔で話した。