河本結(24=リコー)が苦しみながらも首位を守り、完全優勝での3年ぶりツアー2勝目に王手をかけた。2位に3打差の首位から出て、4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73と1つ落とし、通算12アンダー、204。7打差7位から出て、6つ伸ばした川崎春花に並ばれたが、首位に踏みとどまった。

1番パー5で、第3打を2メートルにつけてバーディー発進した。だが、2番パー4は3オン3パットで、痛恨のダブルボギーを喫した。それでも直後の3番パー4で、第2打を30センチにつけて取り返すなど、その後は一進一退で73で終えた。一時はこの日、3つ落とす10アンダーとなったが、終盤に2バーディーを奪った。

ホールアウト後は「よく踏ん張った1日でした」と、落ち着いて話した。2番のダブルボギーの後、バーディーを奪った3番への切り替えについては「まずは自分を認める、許すことを考えました」と、怒らないことに徹したという。第1ラウンドからの首位を守ったことについては「素直にうれしい」と、軟らかな表情で話した。

この日のプレーも、優勝に向けた試練ととらえている。米ツアーに挑戦したが、思うように成績を残せなかったことも引き合いに「アメリカに行って、全然成績を残せなかった。でも泥水を飲む方が強いと思っている」と、胸を張って語った。終始前向きな姿勢で、終盤は巻き返して終わることができた。「流れは良くなって終わることができました。明日は明日の風が吹く」。最終日も守りに入らず、3年ぶりの優勝の目指すつもりだ。

【写真特集】笑顔で拍手に応える勝みなみ、ティーショットを放つ金田久美子ら/マスターズGCレディース第3日