国内男子ツアーのダンロップ・フェニックスが17日、宮崎・フェニックスCC(7042ヤード、パー71)で開幕する。プロ転向7戦目中島啓太(22)は15日、前週優勝の石川遼(31)日体大の1年先輩・河本力(22)とイン9ホールで練習ラウンドを行った。

3人同組の発案者は中島だ。「ショットのイメージが全然出なくて…。先週の土曜日の夕方、遼さんに10分ほど話を聞いていて、その流れで(練習ラウンド同組を)お願いしました」と説明。河本とはいつも一緒に回っており「なので(申請用紙に)勝手に名前を書きました」と笑った。

9月パナソニックオープンのプロ転向後、日本開催の米ツアー・ZOZO選手権を含めて過去6戦は予選落ちこそないが、トップ10は10月末HEIWA・PGM選手権5位の1度だけ。突き抜けきれない現状を「ショットが1度曲がると(いろいろ)考えてしまう。その不安要素があって」と説明する。

予選ラウンドも石川と同組になることがこの日、決まった。今大会はシーサイドの林間コース。「セカンドでグリーンを狙えるように。ティーショットが1番大事」。優勝争いを見据え、状態を上げていく。