日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日、来季国内女子ツアーの日程を発表した。レギュラーツアーは22年と同じ全38試合を予定。賞金総額は44億9000万円を予定しており、今季よりも4786万円増え、史上最高額を更新することになる。下部のステップアップツアーは4試合増の24試合で、賞金総額は5億6500万円を予定。両ツアー合計で、史上初めて賞金総額が50億円を突破した。レギュラーツアーは、3月2日開幕のダイキン・オーキッド・レディース(沖縄、琉球GC)から始まる。

都内で会見したJLPGAの小林浩美会長は「ファンの皆さまに楽しさ、エンターテインメント性を訴求できているのではないかと思っております。4日間大会が19大会と増加しました。私たちは2020年に、試合数の半分、4日間大会にするという目標にしてきており、来年、達成することができます」と話した。

来季は名称変更の試合が2試合ある一方で、新規大会はない。その中で今季3日間大会だった明治安田生命レディース・ヨコハマタイヤが、来季は4日間大会に変更。メジャーなど海外での大会で主流の4日間大会が増えることで、日本女子選手のレベルアップを目指す中、当初の目標達成を喜んだ。