今季ツアー5勝を挙げた西郷真央(21=島津製作所)は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)アワードの栄誉賞を受賞した。

年間出場10試合目での5勝は史上最速記録で、21年5月のサントリー・レディースから22年パナソニック・レディースまで30試合連続アンダーパーの記録も樹立した。

表彰式を終えた西郷は「すばらしい賞をいただいて光栄です。初優勝や複数回優勝、海外メジャーにも挑戦できてすごく充実した1年でした」と振り返った。

今年は前半戦で圧倒的な強さを見せたが、後半戦は失速。それでも、自分で課題をみつけ、師匠のジャンボ尾崎にも頼る前に自分で考える習慣を身に付けるなど、進化の1年だった。

「最終戦から今までにないくらい休んだ。クラブもほとんど握っていないが、練習しない中でも、気付いたこともあって、ああしてみよう、こうしてみようと考えた。1月からしっかり合宿をしてやっていきたい」と話した。

来年の目標については「海外メジャーに出場して、そういったところで結果を出せるように頑張りたい」と話した。

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