高田嘩琳(東京・日体大荏原高1年)が3アンダー69をマークし、追い上げてきた吉崎マーナ(沖縄カトリック中3年)を1打差で振り切って、東日本決勝大会(4月15、16日、茨城・美浦GC)へトップ通過を果たした。

「最近の中では一番いいプレーができました。ショットが良くて、パーオンが16回あった」と振り返った。4バーディーを奪ったが、全て1メートルほどについたもの。「入れごろ、外しごろのチャンスが入らなくて…。今日のバーディーパットの入る距離が1メートルということでした」と、ちょっと不満そうだった。

幼稚園ぐらいから始めたゴルフだが、父に「プロを目指さないか」と言われて小4から本格的に始めた。「それまで遊びでただボールを打っていればよかったけど、プロを目指そうと思ってやると結構頭を使います」と笑った。155センチと小柄だが、この冬から「チューブを引くとかスクワットをするとか家でできるトレーニングを始めた」ところ、ドライバーの飛距離もキャリーで240ヤードを出せるようになった。

この大会は初めての挑戦。昨年もエントリーしようとしたが「コロナで延びた修学旅行が入ってしまって出られなかった」という。決勝大会に向けて「ショットでガンガン攻めていく。バーディーをたくさん取りたい」と意欲を見せた。

※吉崎マーナの崎は大が立の下の横棒なし