外岩戸晟士(代々木1年)が2イーグル、4バーディー、4ボギーのトータル68をマークして優勝した。上位13人(シード選手を除く)が関東決勝大会(7月11~12日、長野・軽井沢72G東C)に進んだ。

OUTスタートの外岩戸は1番でイーグル、2番でバーディーをとり、流れに乗った。「ドライバーが安定していた」と平均320ヤードの飛距離を武器に今日は2イーグル。「ひとつはラインが見えていたので狙いましたが、2つめはチップインだったのでびっくり」と振り返った。

鹿児島で生まれ2歳からゴルフ好きの祖父と父親の影響でゴルフをはじめた。「プロになるために代々木に入った」と卒業生で昨日まで行われていた国内男子ツアーのASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメントでプロとして初優勝した中島啓太選手の背中を追う。

7月の関東大会への出場権を獲得したが、6月の日本アマチュアと出場予定の試合が続く。ゴルフ部顧問で中島選手など多くの選手を見てきた山中辰男さんは「体格も良く、良く飛ばすスケールの大きい選手。ただまだまだ荒削り面も見受けられる。多くの試合経験を積んで選手としても人とても成長してほしい」と大器に期待を寄せた。

【上位成績】▽(1)外岩戸晟士(代々木1年)68(2)中野識司(代々木2年)72(2)小谷海斗(代々木1年)72(注)同スコアの順位はマッチングスコアカード方式による

 

〈主催〉関東高等学校・中学校ゴルフ連盟、日刊スポーツ新聞社〈協賛〉住友ゴム工業(ダンロップ)