2オーバー66で回った瀬川昴(石川・寿保育園年長)が2位5打差をつけ、優勝を飾った。

瀬川は4番パー5で第1打をバンカーに入れたがそこから2オンしてバーディー。「あとはパーが14個、ボギーが3個」としっかり自分のプレーを覚えていた。130ヤード飛ぶというドライバーは「いつも通りのドロー系だった」と好調で「4パットとかするけど、今日は2パットでだいたい行けた。よかったのはパターやね」と振り返った。

ゴルフを始めたのは1年ほど前。石川県南部の能美市在住で、父・拓哉さんによると能登半島地震での被害は幸いにもほとんどなかったという。冬の間も毎日、自宅の車庫内で練習を続けてきた。

今年から世界ジュニアゴルフの6歳以下の部がなくなったが、「6歳以下の大会を残したい」という主催者らの思いから新たな大会として開催した。優勝者は来年のPGM世界ジュニア日本代表選抜大会7-8歳の部決勝大会へのシード権が与えられる。世界ジュニア代表は来年に持ち越したが「来年までにアプローチの練習をたくさんやりたい」と、目標ができた。