マスターズが開幕し、6度目の優勝を狙うタイガー・ウッズ(48)が暫定17位で発進した。悪天候で予定よりも2時間遅れでの開始となり、13番を終えたところで2バーディー、1ボギーの通算1アンダーで日没順延となった。

いきなり1番でバーディーを奪った。バーディースタートは自身2度目。「もう1回がいつだったか覚えていないが、3Wで良いティーショットが打てた。8番アイアンで3メートルほどにつけて良いパットが打てた。それなのに次のホールのティーショットはほとんどハザードに入りそうだった。うまく出せてパーにできてよかった」。2番をしのいで踏ん張るも、他選手同様に、風には苦しんだ。「風がコース中に吹いていて、これまででもっともトリッキーだったかもしれない。風向きだけでなく、強さも把握するのが大変で、あちこちで切り替わり、グリーン上ではタイミングがパットに影響した。とても難しい1日だった」と振り返った。

第2日は14番からの再開となる。「13番を終えられてよかった。ラウンドとラウンドの間は20分から30分くらいになると思うので、第1ラウンドが終わって第2ラウンドに続くという自然な流れになると思う。足の痛みはあるが体は大丈夫。今夜しっかりとケアをして明日に望む」と意気込んだ。