50位で出た21年大会覇者の松山英樹(32=LEXUS)は第3ラウンドを4バーディー、3ボギーの71で回り、通算5オーバーの221で28位とした。

強風が吹き荒れた前日までと比べたら穏やかな状態だったとしたうえで、「それでもしっかり風は吹いていたけれど、前半はうまくプレーできていたかな」と振り返った。

2番パー5でバンカーショットから寄せてバーディーを挙げると、続く3番パー4で今大会初の連続バーディー。4番、7番では巧みなバンカーショットでいずれもパーセーブとするなど、前半3つ伸ばした。しかし後半は3ボギーとスコアメークに苦しんだ。それでも最終18番では林の中からの第2打をグリーンそばに運んでパーセーブで切り抜けた。

10大会連続の決勝ラウンドにカットラインぎりぎりで駒を進め、3日目に順位を上げた。最終日に向けて「風はずっとあると思うので、それをうまく利用できるように頑張りたい」と話した。

ラウンド後は練習場へ直行。約1時間にわたりパッティングとショットの調整に時間を費やした。

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