首位と2打差の4位から出た渡辺彩香(31=大東建託)が、通算6勝目に向けて前半だけで5つ伸ばす調子の良さを見せつけて首位に立ち、折り返した。
前半9ホールを5バーディー、ボギーなしの31。2位に3打差をつけた。出だしの1番パー5で、花道からの第3打を70センチにピタリとつけて、幸先よくバーディー発進すると波に乗った。
2番パー4はラフからの第2打をピン奥3メートルにつけ、2つ目のバーディーを奪った。最終組の1つ前の組で回り、首位から出た岡山絵里が1番を落としていたため、この時点で単独首位に浮上した。3番パー4は、第2打を2・5メートルにつけ、難しい下りのパットを決めて3連続バーディー。5番パー4は。小さなグリーンも関係なく、第2打を60センチにピタリとつけて伸ばした。5ホールで4つのバーディーを奪う、ロケットスタートを完成させた。
この日前半の勢いを象徴していたのは、9番パー4だった。難しい下り7メートルのバーディーパットは、最後のひと転がりでカップイン。大歓声に包まれる中、80~90年代のプロ野球西武の黄金期を支えた、オレステス・デストラーデをほうふつとさせる、力強い“引き”のガッツポーズをつくり、喜びを爆発させた。スタートから絶好調のまま後半に突入した。

