1998年度生まれの「黄金世代」2人が、逆転優勝の圏内に急浮上した。
ツアー唯一のダブルス戦の第3ラウンドは、一つのボールを交互に打つフォアサムで行われ、16位から出た勝みなみ(27=明治安田)渋野日向子(27=サントリー)組が5バーディー、3ボギーの68で回り、通算7アンダーの203で首位に3打差の4位に急浮上。
「ショットもパットもアグレッシブに攻めていけた」と勝が言えば、渋野は「2人で力を合わせて(5つの)バーディーを取れた。全体的にはすごく上出来なラウンド」と会心の表情だ。
この日イーブンで迎えた前半8、9番のパー4で、渋野が約5メートルのフックラインを読み切るなど連続バーディーを奪取。この貯金を守り切る形で、強風の影響で上位のスコアが伸び悩む中、優勝争いに加わった。
米女子ツアー挑戦は、勝が4年目、渋野が5年目。渋野は2019年全英女子オープンの優勝はあるが、その後は未勝利が続き、勝もあと一歩で初優勝を逃してきた。
2人は「気遣う間柄じゃない」という親友の関係で、一昨年の20位、昨年の予選落ちを経て、今大会は3年連続のエントリー。崔慧珍、キム・ヒョージュ(ともに韓国)組を3打差で追う最終日へ、渋野は「ビッグスコアを出せるように頑張りたい」と、逆転優勝へ気合は十分だった。

