坂井聖人(20=早大)が惜しくもメダルを逃した。準決勝で自己ベストの1分54秒75をマークし臨んだ決勝。前半を3位で折り返し150メートルを2位、終盤まで先頭争いに加わったがラストで失速した。最後はタッチが流れ、1分54秒24の4位に終わった。3位のシフィトコフスキ(ポーランド)とのタイム差は0秒14。ゴール後は悔しそうに顔をしかめた。

 「あと少しでメダルが取れていたので、悔しい気持ちしかない。ラスト50メートルで失速してしまった。腕が上がらなくなって、ラストタッチで抜かれた。まだ力不足」と話した。

 優勝はチェー(ハンガリー)で1分53秒48。メダルが期待された瀬戸大也(21=JSS毛呂山)は1分55秒16で6位に終わった。