リオデジャネイロ五輪で日本卓球界初のシングルス銅メダルを獲得した水谷隼(27=ビーコン・ラボ)が19日、都内で行われた「イクメン オブ ザ イヤー」授賞式に登壇した。子育てに積極的に取り組む「イクメン」の認知向上に寄与したアスリート代表として受賞し「娘が最近、自分でラケットを持って素振りを始めました」。2歳の長女茉莉花ちゃんが卓球デビューした写真も披露した。

 娘には「プロでやっていけるのは一握り。そんなに甘くない。本格的にはやって欲しくない」と語り、“タク(卓)メン”の一面も。だが、将来の福原愛2世には「もし愛ちゃんのお子さんができたら(卓球を)やらせたい。お相手(卓球台湾代表で夫の江宏傑)も一流なので、サラブレッド。世界チャンピオンになれるかもしれない」と期待した。

 4児の父で柔道男子日本代表の井上康生監督、タレント部門でモデルのユージ、キャラクター部門でキティちゃんの父、ジョージ・ホワイトも受賞した。