Bリーグのチャンピオンシップで準優勝に終わった川崎ブレイブサンダースが10日、川崎市の東芝小向体育館でファン感謝祭を行った。申し込みをしたファンクラブ会員の約400人が、普段川崎が練習している体育館に集合。選手とゲームやサイン会でふれ合った。

 会の冒頭では、今季Bリーグの年間MVPに輝いたニック・ファジーカスに、川崎市から川崎市スポーツ特別賞が贈られた。ファジーカスは「このような賞をいただき光栄です。来季は、もっともっと川崎市を盛り上げて、とどろきと代々木を赤く染めたい」と話した。

 会の最後には、今季限りで引退するジュフ磨々道があいさつし、涙ながらに仲間や、ファン、家族に感謝の言葉を述べ、会場のファンや選手たちの涙を誘っていた。京都ハンナリーズへの移籍が決まった永吉佑也が「来季は川崎とボクを応援してください」とあいさつし、大きな声援を浴びていた。