女子シングルス決勝でノーシードの20歳、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)に4-6、6-4、6-3で逆転勝ちして四大大会初優勝を果たし、優勝賞金210万ユーロ(約2億5830万円)を獲得した。ツアーも初制覇となった。

 プロ選手の出場を解禁した1968年のオープン化以降で全仏女子をノーシードで制した選手は初めて。世界ランキング47位のオスタペンコは強打で押しきり、ラトビア勢で男女を通じて初の四大大会覇者となった。ハレプは2014年大会に続く2度目の準優勝。

 男子ダブルス決勝では、ライアン・ハリソン(米国)マイケル・ビーナス(ニュージーランド)組とサンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)ドナルド・ヤング(米国)組が顔を合わせた。