競泳代表の女子高生コンビがリベンジを誓った。水泳世界ジュニア選手権(23日開幕、米・インディアナポリス)代表は15日、成田空港から出発。東京・淑徳巣鴨高2年の池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)と同高3年の長谷川涼香(17=東京ドーム)はともに、先月の世界選手権(ハンガリー)でメダルを逃した。2人はともに「金メダルを取る」と悔しさをぶつける決意をみせた。

 池江は自由形、バタフライで個人4種目、リレーを含め8種目に出場する。2年前の前回大会は金2、銀1、銅1と計4個のメダルを獲得した。「たくさんの種目に出るので、2年前を超えるメダルを取りたい」と前向きに言った。

 50、100、200メートルバタフライと3種目に出場する長谷川は右足首ケガの影響もあり、2年前の前回大会は落選。最初で最後の世界ジュニアになる。「調子は良くなくて、不安はあるが、その中でも(後続を)突き放して勝ちたい」と、五輪、世界選手権代表として同世代に負けるつもりはない。