競泳の世界ジュニア選手権(米国)女子50メートルバタフライなどで3冠を達成した池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)が30日、成田空港に帰国した。

 50メートルバタフライでは、自身が持つ日本記録を0秒04塗り替える25秒46の世界新記録をマーク。大会MVPにも選出され「良い舞台で記録が出せた。世界水泳前の練習を振り返ると気持ちが入らないこともあったけど、今回はしっかりと納得の調整が出来た」と笑顔で振り返った。

 7月の世界選手権から今大会まで夏休みなく、海外を転戦した。「『終わりよければ全てよし』の言葉通り、良い形で(今夏を)終えられた」。来月の愛媛国体の50メートル、100メートル自由形に出場予定で「50メートルは自己ベスト更新、100メートルは優勝できたらいい」と話した。