最終日最初の決勝種目、女子800メートル自由形は、森山幸美(日体大3年)が8分33秒63で初優勝した。

 7月の世界選手権オープンウオータースイミング代表の森山は、前半からリードを奪った。そして、最後は2位の後藤真由子(神奈川大4年)に6秒余りの大差をつけた。

 「女子総合優勝に向け、チームに貢献できてうれしい。“絶対優勝して流れを作る”とレース前にみんなに言ったことが実行できた」と森山は言葉を弾ませていた。