名古屋が23-13でクラブホークアイの挑戦を退けて3勝2敗と勝ち越し、ワイルドカードプレーオフへ向けて前進した。ホークアイは1勝4敗となった。

 名古屋は2度の逆転で勝利をたぐり寄せた。3-6とリードされた前半終了間際、QB伊藤がWR永井へTDパスを決め、ゲームをひっくり返した。しかし、第3Q7分48秒、ホークアイRB佐藤にTDランを奪われ、再びリードを許した。

 すると、ここから名古屋が粘りを見せる。第4Q開始5秒、QB伊藤からWR松原への1ヤードTDパスで16-13とし、試合時間残り1分57秒にRB井戸の中央突破TDで23-13として、ダメを押した。

 名古屋は開幕2連敗の後、3連勝。リーグ戦最終第6節28日の相手は格下の富士ゼロックス東で、BATTLE9(下位リーグ)9チームで争う2枚のプレーオフ切符争いで優位な状況となった。