男子は今大会を最後に一線を退く田山寛豪(36=NTT東日本・NTT西日本・流通経大職)が11回目の優勝を果たした。

 バイクを第2集団で終えた田山は、最後のランで衰え知らずの圧倒的な力を披露。5キロ手前でトップに立つと、そのまま後続との差を広げ1時間51分34秒でゴールした。

 2位は1時間51分51秒でロンドン五輪代表の細田雄一(32=博慈会)、小田倉真(24=三井住友海上)が1時間51分57秒で3位に入った。

 得意とする東京・お台場の会場で有終の美を飾った田山は今後、流通経大監督として後進の指導に専念する。

 女子はリオデジャネイロ五輪代表の佐藤優香(25=トーシンパートナーズ・NTT東日本・NTT西日本・チームケンズ)が、3年ぶり2回目の優勝。高橋侑子(26=富士通)が2位、18歳の瀬賀楓佳(トーシンパートナーズ・チームケンズ)が3位だった。