ラグビー日本代表のNO8松橋周平(23=リコー)が25日、28日の世界選抜戦(レベスタ)に向けた福岡・宗像市での合宿に参加し、存在感を示した。

 「ファイヤー!!(前に出ろ)」。ラインアウトからの防御練習で繰り返し声を張った。NO8として前のFW7人に指示をするなどFWとBKのつなぎ役でもあり「戦術を落とし込んでいるため、コミュニケーションが重要。自分の役割をしっかりと遂行してチームの勝利に貢献したい」と力を込めた。海外のNO8は190センチ以上が大半だが、180センチ、99キロと小柄。昨秋の代表戦でタックルと体幹の強さを証明し、昨季のトップリーグ(TL)ではチーム最多の10トライをマークして新人賞を獲得するなど攻撃力もある。

 昨年末から週1日で理学療法士のトレーニングを受けている。重心移動を意識したことでタックルの成功率が85%まで保持出来るようになった。ジョセフ・ヘッドコーチも「プロ意識が高い」と評価する。期待の23歳は「体が小さくても強豪国と戦えることをアピールしたい。日々、進化したいし、19年W杯の戦いは始まっている」と前を向いた。【峯岸佑樹】

 ◆松橋周平(まつはし・しゅうへい)1993年(平5)11月24日、長野県生まれ。小1でラグビーを始める。千葉・市船橋を卒業後、明大へ進学。昨年、リコーに入社し、同11月のアルゼンチン戦で代表初キャップを獲得。今季のスーパーラグビー、サンウルブズのメンバー。ポジションはNO8。趣味はドライブとカフェ巡り。180センチ、99キロ。