バスケットボール男子のBリーグで昨季初代王者となった栃木ブレックスの長谷川健志監督(57)が辞任することが10日、複数の関係者の話で分かった。体調不良が理由という。残り試合は安斎竜三アシスタントコーチが指揮を執る。

 長谷川監督は青学大監督を経て、2014年4月に日本代表監督に就任した。若手育成には定評があり、15年アジア選手権では9大会ぶりに4強入り。昨年のリオデジャネイロ五輪世界最終予選に進んだ。

 栃木とは今季から3年契約を結んでいたが、オフに移籍などで主力が流出。チームはここまで4勝9敗で東地区最下位と苦戦している。