女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」が7日、成田空港発の航空機でフィンランド遠征に出発した。五輪初戦で対戦するスウェーデンなど5カ国対抗戦に出場する。

 チーム最年少となる18歳のDF志賀葵(帯広レディース)は「ゴール前コーナーの1対1で抜かれないように。当たり負けしないようにしたい」と意気込んだ。欧州トップレベルの実力を肌で感じる貴重な機会となる。「レベルの高いチームに自分がどれだけできるか、不安と楽しみな部分がある」と言った。

 16歳の妹紅音とともに平昌五輪代表を目指していた。「一番近いライバル」という妹は最終の強化合宿には呼ばれていたが、惜しくも妹は落選した。メンバー23人が発表された先月の北海道・苫小牧での強化合宿最終日。悔しいはずの妹からは気丈に「頑張ってね」と励まされた。「妹の分も頑張らないと」と力を込めた。