鈴木俊一五輪相は15日の閣議後の記者会見で、2020年東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会と大会組織委員会の合同会議を終えて「全体としては順調に進んでいる評価をいただいた。経費削減の努力は続けていかないといけない」と述べた。

 同五輪相は組織委から仮設資材などの単価やIOCに対するサービス水準を見直す提案があったと説明。「経費削減は大変重要な課題。一方でレガシー(遺産)の考え方やアスリートファーストの視点も忘れず、削減と両立することが大切」と指摘した。