高校ラグビーで4度の全国制覇を成し遂げた京都の伏見工が、本年度限りで消滅する。学校統合のため2018年4月からは京都工学院に名称変更となり、花園出場を逃したラグビー部も新チームとして再出発する。校内暴力で荒れた同校を全国制覇へと導いた山口良治総監督(74)の軌跡を、関わった当時の生徒の証言とともに描く。

日本一への序章、屈辱の0-112/伝説の伏見工1

京都一のワル「弥栄の清悟」が入学/伝説の伏見工2

“京都一のワル”が高校日本代表へ/伝説の伏見工3

平尾誠二がいた時代~初の全国制覇/伝説の伏見工4

全国初優勝からの過渡期、闘病生活/伝説の伏見工5

山口良治の原点、愛情に飢えた記憶/伝説の伏見工6

伝説の伏見工「泣き虫先生」と歩んだ道/写真特集

伏見工ラグビー部に就任した当時の山口良治監督(蔦川譲氏提供)
伏見工ラグビー部に就任した当時の山口良治監督(蔦川譲氏提供)
伏見工時代の山本清悟氏(後列右端)(山本清悟氏提供)
伏見工時代の山本清悟氏(後列右端)(山本清悟氏提供)
1981年1月7日、決勝戦で大工大高を破り優勝を飾り、表彰を受ける伏見工フィフティーン。左から2人目は平尾誠二
1981年1月7日、決勝戦で大工大高を破り優勝を飾り、表彰を受ける伏見工フィフティーン。左から2人目は平尾誠二
ラグビー全日本候補合宿 ボールをセットする山口良治(73年7月)
ラグビー全日本候補合宿 ボールをセットする山口良治(73年7月)

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